○導入
現代に生きながら、奴隷同然で労働をしている子供たちが世界にはいます。なぜ彼らは労働しなければいけないのでしょう?
彼らの住む国や地域が貧しいから、経済が未発達だからでしょうか?彼らの労働の背後には、雇用主がいて、企業がいて、産業界があり、われわれ消費者がいます。それもグローバルに。
そう、先進国の人々の消費行動や企業活動は、彼らの悪役として決して無縁とはいえないのです。
○ねらい
身近な食材を通して世界とのつながりの中に生きていることを認識し、食料輸入が国内はもちろん相手国にもさまざまな影響を与えていることを学ぶ。
○フェアトレード
「公平な貿易」とも訳され、途上国の生産者と先進国の買い手の間により直接的な関係を作り上げていく活動。途上国に暮らす人々に仕事の機会を提供することで、貧しい人々が自らの力で暮らしを向上させることを支援しています。また、消費者に貧困問題や環境問題を意識する社会啓発的側面もあわせもっています。