マスターオブフードって? |
食の世界遺産短角牛を訪ねて えりも 海と大地のふるさと○えりもの風土が育てた短角牛えりもでは明治28年から漁業の兼業として日本短角種(短角牛)の飼育を行ってきました。もともと寒さに強い短角牛は、厳しい自然条件でも育つので、自然放牧に適していて、子育て上手。この特徴が豪風地帯えりもの厳しい自然環境に適した牛として長く飼育されてきました。しかし、牛肉輸入自由化以降、日本短角種の生産は低迷し、日本の肉用牛総頭数の1%以下に。今では、食の世界遺産とも言われるスローフード協会の『味の箱舟』に認定されている食財です。 ○えりも砂漠えりもに住む人が今日に至るまで戦ってきたもの。それは”風”。開拓民が、燃料確保のため過度の伐採・伐根を行ったとき、林地は荒廃しました。裸地になった表土は、えりも岬特有の強風で風食されて、その下層の火山灰砂が飛散するように。禿山が増え、土砂流出が進んでいく。結果、沿岸の海水は土砂で汚れ、海の生態系に悪影響を与え、そこに住む人たちの生活をも巻き込んでいくように。私たちの身近にある”風”は、えりもで何を語るのだろうか。 ■催行期間 2日〜3日間 ■最少催行人数 4名様 ■グループ人数 最大20名様まで ■インタープリター ゆっくりずむ北海道スタッフ ■えりも案内人 高橋祐之さん(えりも短角牛生産者) ■参加費 22,000円(2日間の場合)40,000円(3日間の場合) ■行動 短角牛ウォッチング/牛の気持ちで歩いてみよう/生産者を囲んでの食事/海からえりもを見てみよう 他 ■注意事項 夏場においても風が強いことが予想されるため、一枚多めに上着が必要。 ■前回の様子 ブログ@
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